アラフォー妊娠からのどん底
実は、病院へ行くのが怖かったわたし。
40代の妊婦は先生から、きついことを言われるとか、
産めないよ、と言われるとか、ネットで読んだことがあったから。
私が行った病院の先生は、底抜けに明るくて、ポジティブすぎるくらい。
40代だからどうともいわれなかったし、厳しいことも言われなかった。
2回目に病院へ行くと、明るい先生が『あれ?おかしいな?』
『うーん。心拍が確認できないね。もしかしたら見えないだけかもしれないから、
もう1回様子を見る?』そりゃあ、奇跡にかけるでしょう。待ちます、待ちます。
3回目。『やっぱり確認できないね。1か月ぐらい待つ人もいるけど、どうする?』
…私の中では、もう無理だとなんとなくわかっていた。旦那さんと話し合って、
どうするか決めるようにいわれた。赤ちゃんは動かない。お腹にいるのに、動かない。
そう思ってグルグルなったら、受付で大声で泣いてしまった。
妊婦さんもいる病院で。大丈夫だよ、って受付の人や看護師さんが言ってくれるけど
何が大丈夫かわからなかった。
今からお腹のなかで、私たちの赤ちゃんが育って、出てくるという希望は無残にも
壊されて、神様なんていない、って思った。
なんで?なんで?なんで?
それだけ。